朝鮮時代には村ごとに常設市場がほとんどなく、決まった日にだけ市場が開かれました。 時代が進むにつれて、5日ごと(五日間隔)に開くのが標準となり、隣の町と日をずらすことで、行商人(보부상)が巡回しながら商売できるようになりました。 こうして一つの地域に5か所前後の市場が交互に立つ「オイルジャン文化」が発達しました。
済州島で有名な常設市場には、東門在来市場(동문시장)や*西帰浦毎日オルレ市場(서귀포 매일 올레시장)があります。 毎日開いているため、初めて訪れる観光客でも安心して買い物ができます。 一方、オイルジャン(5日ごとに開く市場)は「日が合わなければ行けない」特別な市場です。 旬の農産物や海産物、生活用品を中心とした活気あふれる風景が魅力で、地元の暮らしを間近で感じられます。旅行の日程に合わせて「開市日」をチェックするのも楽しみの一つです。
① 済州民俗オイルジャン(제주 민속 오일장, 済州市) ➜ 毎月 2・7日(2,7,12,17,22,27日)開催。済州を代表する五日市。 ② 西帰浦郷土オイルジャン(서귀포 향토 오일장, 西帰浦市) ➜ 毎月 4・9日(4,9,14,19,24,29日)開催。西帰浦エリア最大規模。 ③ 中文オイルジャン(중문 오일장, 西帰浦市) ➜ 毎月 3・8日(3,8,13,18,23,28日)開催。中文観光団地の近くにある小規模市場。 そのほか、咸徳(함덕, 1・6日)、表善(표선, 2・7日)、古城/翰林(고성/한림, 4・9日)、毛瑟浦/大静(모슬포/대정, 1・6日) など、地域ごとに日をずらして開かれています。
① 西帰浦郷土オイルジャン(서귀포 향토 오일장): 4・9日 西帰浦エリア最大のオイルジャン。品目ごとに区画が整理され、野菜・果物・干物・生活雑貨など、何でも揃う生活型市場です。 ホットク、トッポッキ、天ぷらなどの屋台グルメも楽しめ、キムチや塩辛などのお土産にもぴったりな食品も買えます。 ② 中文オイルジャン(중문 오일장): 3・8日 中文観光団地の近くにあり、ダイブマップセンターからもアクセスしやすいオイルジャン。 規模は大きくないですが、素朴で温かみのある雰囲気が特徴。野菜や果物、日用品が並び、西帰浦郷土オイルジャンの代わりとして日程に組み込みやすい市場です。
時間が合えば、ぜひ周辺のオイルジャン (오일장)にも立ち寄ってみてください。 写真出典:済州観光公社 / Visit Jeju